8月9日は「薬草の日」

※本コラムは2026年8月5日にCho-sei Shop会員向けに送付された連続メールマガジンと同一の内容となります。

薬草の日とは

突然ですが、「8月9日」が何の日かご存じでしょうか?

実はこの日は、私たち沖縄長生薬草本社が日本記念日協会より認定を受けた「薬草の日」記念日です。

ひとりの少年の骨折と、おばあちゃんの知恵

この記念日の原点は、弊社の創業者・下地清吉の幼少期の体験にあります。

当時、彼が住んでいた島には病院がありませんでした。

ある日、彼は不運にも骨折をしてしまいます。途方に暮れる中、救ってくれたのが祖母の手でした。

祖母は身近に生えていたコリアンダー(パクチー)やヨモギなどの薬草を摘み、心を込めて手当てをし、彼の怪我を治してくれたのです。

この不思議な体験をきっかけに、彼は薬草の持つ計り知れない力に魅せられ、生涯をかけた研究と、その栽培・普及の道を歩み始めることとなりました。

なぜ「8月9日」なのか?

日付の由来には、2つの意味が込められています。

1つは、「や(8)く(9)=薬」草という親しみやすい語呂合わせ。

そしてもう1つは、この8月という季節そのものです。

南国の強い日差しが照りつける8月は、薬草畑やハーブ畑の植物たちが、一年の中で最も元気に、青々とした凄まじい生命力を持って育つ時期でもあります。

まさに薬草のパワーが満ち溢れるこの日を、記念日といたしました。

暮らしに根付く「命の薬」の文化

薬草は決して、特別な人だけのものではありません。

沖縄では古くからフーチバー(ヨモギ)やハンダマ、長命草などが日常的に料理やお茶として使われ、台風や紫外線に負けない野生の植物たちは「命の薬(ぬちぐすい)」として愛されてきました。

本土でもドクダミやゲンノショウコなどが、民間療法として暮らしに深く根付いてきた歴史があります。

薬草は単なる植物ではなく、その香りや味、色、そして秘められた成分で、私たちの心と体をそっと整えてくれる自然からのギフト。近年の健康志向の中で、その価値が再び見直されています。

医食同源のイメージ
「薬草の魅力と効能をより多くの人に知ってもらい、健康増進の一助としてもらいたい」

それこそが、私たちがこの日に込めた一番の願いです。

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